コミュニケーションアプリ「LINE」の利用者数は約8,400万人にのぼります。(2020年3月末現在)
LINEユーザーに向けて広告を配信できるサービスが「LINE広告」です。
LINEは都市圏だけでなく地方にもユーザーが多いのが特徴で、利用するSNSはLINEのみというユーザーは全SNSユーザーのおよそ4割。
ユーザーとの距離が近く、他のSNSではリーチできないユーザーへもリーチできるという利点があります。
この記事ではLINEでの動画広告の作成方法や配信面、効果の測定方法などについて解説します。

LINE広告の作成方法

無料のLINE公式アカウントを開設したのち、オンライン上でLINE広告を申し込むことができます。
手順は以下の5ステップで、広告アカウントの作成から審査完了までは10営業日ほどかかります。

ステップ1. LINEビジネスIDの発行
ステップ2. 広告アカウントの作成
ステップ3. クレジットカードの登録
ステップ4. 広告配信の設定をする(配信先・単価など)
ステップ5. 審査完了後、配信を開始する

LINE広告の課金方式

LINE広告の課金方式はユーザーが広告をクリックし、リンク先のページに遷移すると課金が発生する「クリック課金タイプ」と、画面上で動画枠が完全に表示されると料金が発生する「インプレッション課金」の2種類です。
snow.glassでダウンロードしたムービーPOPを広告として配信したい場合は、ステップ4で入稿することができます。

LINE公式アカウントを開設しよう
https://www.linebiz.com/jp/entry/
LINE広告をはじめよう
https://admanager.line.biz/pages/entry-flow/

LINE動画広告の配信面

LINE動画広告の配信面は8種類あります。

  1. Smart Channel
    トークリスト最上部の枠に、トークリストと同じ形式で広告が表示されます。タップすると動画広告が再生されます。
  2. LINE NEWS
    高いアクティブユーザー数が特長です。「ニュースタブ」のトップページや記事一覧ページに加え、306媒体(2019年8月時点)におよぶアカウントメディアの記事一覧ページに広告が配信されます。新製品のアピールなどに適しています。
  3. タイムライン
    一般的な投稿と同じ形式で表示されます。ユーザーに女性が多く、10~60代まで幅広い層に利用されています。自社のLINE公式アカウントがブロックされていても、全ユーザーに広告が表示されます。
  4. LINEマンガ
    LINEマンガのアプリ内に表示される広告です。アプリのダウンロード数は2,300万件以上(2019年4月時点)で、若年層を中心に幅広い世代で利用されています。
  5. LINE BLOG
    アーティストやタレントなど著名人をはじめ、2,500組(2019年8月時点)以上の公式ブロガーが利用しています。ユーザーは男女比率3:7で女性の方が多く、20~40代を中心とした年齢層に利用されています。
  6. LINEポイント
    「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの条件をクリアするとポイントがもらえるサービスです。LINEポイントは国内最大級のリーチ力があり、PV数は月3.2億(2019年5月~2019年10月平均値)にのぼります。40~50代の年齢層が高めのユーザーが多く利用しています。
  7. LINEショッピング
    LINE上で約250社の1億点を超える商品を購入できるサービスです。2019年7月時点で約2,800万人の登録会員がおり、ユーザー数の約7割が女性で、主に20~30代の女性のユーザーが多くなっています。
  8. LINE広告ネットワーク
    LINE広告ネットワークは、外部アプリメディアへの配信ができるサービスです。ライフスタイルやマンガアプリなど、多くのジャンルのメディアと提携しており、大規模なプロモーションが可能です。

LINE広告ネットワーク
https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/line-ads-network/

参照元:https://www.linebiz.com/static/jp/column/pdf/creative-orientation-sheet_v1.0.pdf

LINE広告とは丨サービス概要・特長まとめ
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20191024/

LINE動画広告のフォーマット

LINE広告で配信できる動画広告の長さは5〜120秒で、フォーマットは以下の3種類となっています。

  1. Card
    画面比率16:9のフォーマットです。Smart Channel以外の全ての配信面に対応しています。
  2. Square
    画面比率1:1のフォーマットです。Smart Channel以外の全ての配信面に対応しています。
  3. Vertical
    画面比率9:16のフォーマットで、タイムラインに対応しています。タイムライン上では2:3の比率で、上下が切れて表示されますが、ユーザーが画面をタップすると、9:16の全画面表示になります。

【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて
https://www.linebiz.com/jp/column/creative/20200318-02/

LINE広告の効果測定

LINE 広告の効果測定は「LINE Tag」という機能で行うことができます。
広告アカウント作成完了後に取得できる「タグ」を、商品の購入ページや資料の請求ページなどに設置しておくと、広告経由でのアクセス数や商品の購入数、そのタイミングなどを計測することができます。
タグには以下の3種類があり、組み合わせによってさまざまな活用方法があります。

  1. ベースコード
    ユーザー行動を計測したい全てののページに設置します。
  2. コンバージョンコード
    商品購入や資料請求などが完了したあとのサンクスページに、ベースコードとセットで設置しておくと、購入や資料請求などに結びついた成果を計測することができます。
  3. カスタムイベントコード
    特定のページにアクセスしたユーザーに関する効果測定などができます。

【公式】LINE広告の効果を計測する「LINE Tag」の使い方
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20191118-3/

LINE動画広告に、snow.glassの「ムービーPOP」

snow.glassの動画広告「ムービーPOP」は、感染症対策やシーズンごとのキャンペーンをアピールできる多彩な内容で、どんな業種の事業者様にも気軽にお使いいただけます。
動画の長さによって3種類のカテゴリーをご用意しております。
→商品一覧はこちらから

LINE動画広告には「ムービーPOP Stories」または「ムービーPOP Commercial 」がお勧めです。

  • 【ムービーPOP EyeCatch】長さ:〜5秒、目を引く単発動画
    5秒までの短い動画広告で、一瞬表示させて視覚的に目を引く効果があります。
    短いキーワードをワンポイントで表示させ、アピールしたい商品やサービスを瞬間的に印象付けます。
  • 【ムービーPOP Stories】長さ:5〜60秒、ストーリーズに最適なワンカット動画
    5秒〜60秒の一般的なワンカット動画広告で、ストーリーのあるムービーにお好きな文章を乗せることができます。
    キーワードに加えて商品やサービスの詳細情報も挿入することができ、視覚とテキストで効果的に訴えかけます。
  • 【ムービーPOP Commercial】長さ:1分〜15分、商品説明など長めの動画
    1分〜15分の長さでオーダーメイドできる動画広告です。商品やサービスの説明など、お客様がアピールしたい内容とムービーを組み合わせ、当店が制作いたします。
    サンプルの中からイメージに近いものをお選びいただき、ご要望をお伺いしながら完成させる流れとなります。